内定者座談会

北岡直樹
小学生の頃からコンピュータの世界に憧れ、大学はコンピュータ専門の学部へ進学。高校時代は野球部で活躍。高校の文化祭でライブ演奏の楽しさを知り、大学時代は音楽系サークルでバンド活動に打ち込む。趣味は部屋の模様替え。休日は作曲活動にも取り組むクリエイティブなフレッシュマン。
吉田直人
小学校2年からエレクトーンに親しみ、現在もレッスンを続け、発表会にも積極的に参加しながら演奏技術を磨いている。中学時代は、バドミントンに打ち込むスポーツマンで、生徒会長も経験するなどリーダーシップも大いに発揮した。大学に入るとプログラミングに熱中し、早い段階から、IT技術を活かしたモノづくりを目指す。

僕たちの学生時代―ITが暮らしの中にどんどん浸透していった時代。

北岡:今日は4月からISPの一員になる僕と吉田君で学生時代のこと、就職活動のこと、これから始まる仕事のことなど、なんでも話し合おう、ということで集まりました。よろしくお願いします。まず、どんな学生生活を送ったのか聞かせてください。

吉田:僕がコンピュータに興味を持ったのは小学生の頃。父が使っていたパソコンが家にあったので、歴史に関する調べものとか、興味の赴くままに検索していました。中学・高校とパソコンに親しんでいるうちに、自然にIT系の仕事に憧れるようになり、大学もネットワーク情報学部に進学して、主にプログラミングを学びました。自分で書いたプログラムが動いたときの楽しさに夢中になり、将来はIT系企業でモノづくりの仕事がしたいと考えるようになりました。

北岡:そうかぁ~うらやましいなぁ~、僕の家には高校時代までパソコンがなかった(笑)。だから吉田君のように日常的にコンピュータに触れる機会は少なかったけれど、それだけに使いこなしてみたい、という気持ちが強かった。高校時代にスマホが登場して、その可能性を実感。社会を支えるインフラとなりつつあるITの世界に憧れて、コンピュータ専門の学部に進学しました。僕たちが子供の頃は、パソコンがある家庭も、ない家庭もあったけれど、ITが暮らしの中にどんどん浸透していった時代であったことは間違いない。

吉田:そうだね、僕たちは、そんな時代の中で呼吸しながら成長していったから、ITの世界に憧れるのは、ごく自然なこと。ISPと縁があったのも、今にして思えば、ごく自然な流れだったのかもしれないね。ところで、北岡君は就職活動を振り返って、今どんなことを考えている?

就職活動を振り返って―自分を見つめなおす試行錯誤の連続。

北岡:就職活動を始めた頃は失敗の連続(笑)。初めての面接で志望理由を聞かれてアガッてしまい、しばらく沈黙が続いたり、質問と答えがまったくかみ合わなかったり(笑)。大学時代は100名以上の部員を抱える音楽サークルで会計を担当していて、合宿を計画したり、メンバーの意見をまとめたり、コミュニケーションには自信があったけど、その自信もみごとに崩壊…(笑)。大学の先生やカウンセラーの方に悩みを相談したところ、実は崩壊した自信こそ北岡君の強みだ、とアドバイスされ、もう一度自分自身を見つめなおすことで、壁を超えることが出来た。吉田君は?

吉田:僕はプログラミングの授業を通じて、モノづくりの仕事がしたい、と考えていたけど、実際に“何を作りたいのか”というイメージが不明確なまま就職活動に臨んでしまった。その結果、面接では、漠然としたイメージしか伝えることが出来ず、悔しい思いをした。僕も北岡君と同じように、もう一度、自分が何を作りたいのか、ということを見つめ直し、それは“人から依頼された通りに作るモノでなく、自分が作りたいと思うモノを作ること”だと気付いた。ISPに魅力を感じたのは、この“自分が作りたいと思うモノを作ること”に挑戦する会社だったからこそ。北岡君とISPとの出会いは?

ISPとの出会いと入社の決め手―あったらいいな、をつくる!その姿勢に共感。

北岡:僕はISPの説明会に参加する前に、大学の授業でアンドロイドのアプリケーションを制作していた。自分で作ったアプリケーションがスマホという端末の中で動く面白さを実感していたときだった。ISPの説明会で聞いた『ありそうでないもの、あったらいいなと思うものを作る!』という松村社長のパワフルな言葉と、自分で作ったモノが動く、という面白さが、そこで重なり、これだ!と思った。外部から委託された製品を、依頼された通りに作るのではなく、自分たちのアイディアと技術で自社製品(アプリケーション)を開発し、それを世界市場に通じるメジャーな製品として育て、あらゆる機能を付加しつつ、進化させていく、というISP独自のビジネス・スタイルに共感した。ここなら自分の発想を活かしたものづくりができると確信しました。吉田君は?

吉田:僕はISPの説明会に参加した時点で、実は数社から内定を貰っていたけど「本当にやりたいことができる会社なのか?」という疑問がぬぐえなかった。ISPに魅力を感じた点は、アプリケーションと共にエンジンも自社開発していること。この会社なら、アプリケーションのみならず、それを動かすエンジン開発のスキルも磨くことができる、と思った。北岡君と同様、ISPの考え方に共感。単なるアプリケーション開発の企業ではなく、もっと大きなスケールでビジネスを展開している企業だと確信し、ここしかない、と決断しました。

北岡:そうだね、僕も『OCR(光学文字認識)』技術を使い、レシートをカメラで撮るだけで日付・品目の名称・品目の金額・割引金額・合計金額を解析しデータ化する『レシート解析エンジン』、スマートフォンで撮影する時に、写したい人やモノの背景で動いているモノを消す『動体除去技術』、翻訳機能を備えた『瞬間ルーペ』など、説明会の際に自社開発製品に触れて、そのすごさを体験できたことも入社の決め手だった。

吉田:説明会で先輩社員が「当社は取引先から“変なものを作っている会社”と言われています!」と言うのを聞いて、いったいどんな製品だろう?と思っていたら、変なものどころか、僕たちのスマホにインストールされている、あのアプリケーションも、実はISPが開発した製品だった(笑)。アプリケーションは、何ができるのか、という機能に関心が向きがちだけど、実は、誰が、どんな発想と技術で開発したのか、が大事。エンジニアを目指す者は、そこに着目しなければならない、と思い知らされた。百聞は一見に如かず。IT業界を目指す方は、ぜひ説明会でISPの製品に触れてほしい。

ISPの人と雰囲気―コンパクトだからこそ、温かい人間関係がある。

北岡:これだけメジャーな製品開発、エンジン開発を約50名というコンパクトな組織で推進している、という点も魅力的だった。その理由は、コンパクトな人数で成果をあげるためには、社員同士の人間関係が良好であり、チーム一丸となって取り組む社風があるはず、と思ったから。その雰囲気を裏付けるのが、面接時の先輩方の対応。他社は質問に対する答えを掘り下げることなく、どんどん次の質問に移っていったけど、ISPには、一つひとつの答えを深く掘り下げて、一人ひとりをしっかり把握したいという姿勢を感じた。だからこそ、落ち着いて自分の考え方を伝えられたのだと思います。

吉田:それは僕も実感しました。先輩社員がのびのびと仕事をしているし、何よりトップの松村社長との距離が近いから、自分の考えや意見をストレートにぶつけることもできる。内定式で聞いた松村社長のいろいろな話には、本当にびっくりした。若い僕たちが思いもよらないアイディアを考えているし、先輩方も社長に負けないぐらい、自由な発想を大切にしている。僕たちも負けていられない。誰でもアイディアをカタチにできるチャンスがある、それがISPという会社だと思います。4月からISPの技術者としての毎日が始まりますが、北岡君の目標や夢は?

これからの夢と目標―少子高齢化、世界市場がキーワード。

北岡:まだ具体的なアイディアはないけれど、誰でも身近に感じて使ってもらえるようなアプリケーションを開発してみたい、と考えています。漠然とイメージしているのは、日本の少子高齢化社会を支えるアプリケーションやエンジン開発に取り組むこと。あと10年から15年後には、パソコンやスマートフォンに親しんでいる世代の方が高齢者層へ移行されていくので、その方たちの、より良い生き方をサポートできるような技術を生み出したいですね。たとえば、歩行中に転倒しそうな体のバランスを検知して、瞬時に周囲に知らせるアプリケーションとか。これは無理かな…(笑)。吉田君は?

吉田:いや、わからないよ。10年後には北岡君が開発したアプリケーションによって、高齢者の転倒事故やケガが格段に減少しているかもしれない。僕は『テキスト抽出技術』を活かして、新聞や資料の中から検索したい文字をスピーディに見つけ出すような技術とか、その人がいま、どんな状態にあるのか、を検知する『状態検知』をさらに進化させて、いま移動している手段が徒歩なのか、電車なのか、バスなのか、といったカテゴリーまで高精度に検知する技術を開発し、子供の登下校時の安全対策などに役立てたいと考えています。

北岡:もうひとつあげるなら、大学時代にウェブサイトのデザインも学んだので、アプリケーションのボタン配置や操作性といった、デザイン的な領域にもチャレンジしてみたいですね。

吉田:僕も加えると、たとえば、日本製の高品質なソフトウェアを日本語だけでなく、ISPの『文字検索技術』を活かして外国語に変換して、世界中の人々が気軽に楽しめるようにするとか。とにかく夢はつきませんが、最後にふたりからISPを目指すみなさんへ一言メッセージを贈りましょう。

北岡:就職活動は自分一人で行わないことが大事。自分一人では自分のダメなところが見つけにくいはず。友達でも、両親でも、先生でもかまわず、面接練習やエントリーシートの添削をお願いしてみましょう。きっと見えていない、自分の良さや欠点が見えてきます。そして自分の納得できる会社を見つけてください。悔いのない就職活動でありますように。吉田君、どうぞ。

吉田:就職活動は挑戦する会社の数にこだわるのではなく、会社の質にこだわることが重要だと思います。妥協をすることなく各社を研究し、この会社で働きたい!自分もこんなモノを作りたい!と思える会社に出会うことができたなら、その会社の一員となるべく、全力でアタックしましょう。みなさんの成功を祈っています。今日はありがとうございました。